長野→富山の団体旅行です。2日目は長野からはバスで富山の黒部ダムに向かいました。
トローリーバスから始まる黒部ダム
扇沢からトローリーバスにのって黒部ダムに向かいました。トローリーバスは電気で走るバスで、屋根には電車のような電気の供給線があり、タイヤで走ります。最初の坂道以外は、ずっとトンネルが続きます。到着する黒部ダム駅もトンネルの中で、そこから200段以上の階段を上って見晴らしの良いところに出ます。階段60段の優しいコースもありました。9月でしたが、トンネルは肌寒くて薄い上着を着ました。
トンネルの途中には湧き水もあります。建設工事の時には湧き水は崩落を招くものでしたが、今は観光スポットになっています。そんなこんなで登りきると絶景が待っています。
ダムを見下ろす高台から、ダムの淵を歩いて向こう岸まで散策しました。途中で兄弟喧嘩も勃発したので、売店で木苺ソフトクリームを買いました。
ダムからケーブルカーに乗る
ダムの向かい側の山のトンネルにケーブルカーの駅があります。急な坂の真っ暗なトンネルを登っていきます。
到着した黒部平には景色の良いテラスがありました。さっき見たダムが広大な景色におさまっていてとてもきれいです。
黒部平からロープ―ウェイ
ロープ―ウェイに乗ると、背の高い木は無くなり、9月でも低木が紅葉しはじめているのが見えました。ダムも見えて、高地の景色が綺麗でした。
大観峰到着
ロープ―ウェイを下りると、雲の中で霧が濃くてとても寒かったです。9月でもダウンジャケットを着ないと寒くて居られません。
大観峰からトローリーバスで室堂へ
ここから、またトローリーバスに乗ってトンネルを進むと室堂に着きました。室堂では、霧が濃くて小雨が降っていましたが、折りたたみ傘を持ってみくりが池まで子供とお散歩しました。「ここは木も生えないくらい、寒くてたくさん雪が降る、厳しい環境なんだよ」そんな風に話しながら歩きました。
9月なので、お花畑というほど咲いてませんが、高原植物を見ることが出来ました。
室堂のレストランで、団体さんでお食事をしました。高原まで移動して疲れていたので、あったかい汁物が美味しかったです。帰りは、団体旅行のバスがお迎えに来ていて室堂からふもとまでバスでおりました。
室堂から降りていくと、人の手が入っていない森があって、大木があったり、綺麗な景色もあって面白かったです。道の駅くらいまでくると、高原の生物限界点の緊張から解き放たれてほっとした感じがしました。
バスの中で黒部ダムのプロジェクトXを見て、厳しい環境でダムやトンネルを作って171人もの殉職者が出たことを知りました。電力を得るためにたくさんの犠牲があって、いまの暮らしがあるんですね。
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