目次
作文のハードル
長男さんは小学2年生。
この夏休み、初めての作文の宿題が出ました。
ハードル高いです。
・長い文章を書いたことがない。
・文章を書くことすら、おぼつかない。
・作文って何なのか、知らない。
・よくわからないし、やる気なし。
・国語のノートよりはるかに小さい、原稿用紙のマスに文字を書けるのか?
・あれこれ言っても、反発して怒り出すに決まってる。
親として、不安要素ばかり。はたして、どうすべきか・・・。
作文、やってみようか!
ゆっくり家で過ごせる日に
わが家の場合、下の子が具合が悪くて、「今日はずっとお家ですごすな~」という日にやりました。
あんまり、プレッシャーをかけないように、ゆっくりとした滑り出しを心がけて。
まずは、説明
「夏休みの宿題の作文ってやってみる?」『うんやる!』
「作文って、大変なんだよ。国語のノートより小さい四角にたくさん文字を書くんだよ。出来るかなあ。」
『へ~。やってみる。』
テーマを選ばせる
小学校から、作文の課題を一覧でもらっています。
細かい字で、漢字がたくさん入った大人向けの資料でした。
口頭で、「何について書く?あれ、これ、どれ?」と言っても、なんだかピント来なくて選べないようでした。
それで、テーマをわかりやすく紙に書き直して選ばせました。
・木のおうち |
という感じで、書き出して。
これだったら、こんなことが書けるかな。と言いながら、どれがいいかな?と聞きました。
私は、家族でご飯が書きやすいかな。と予想して、こんなこと書けるよ!といいました。
テーマ決定
親の予想ははずれ、「交通安全について書く!」と意気揚々に選んでくれました。
先日、8歳の誕生日プレゼントに自転車を買ってもらったのが影響していると思います。
予想が外れちゃったので、「え、そうなの?。。うん、じゃあやってみようか!」
とオットット感ありましたが、本人のやる気が一番!
実際、どうやって作文を書く?
タイトルを書く
原稿用紙を目の前に広げて、『で、何かくの?』
「えっと、最初に何について書くか、題名書いてみようか。どんな事書きたいの?」
「そっか、じゃあ(新しい自転車を買ったよ)って最初のここら辺から書いて。」
「次に、学校名と名前を下の方にマスを開けて書いて。」
と教えていきます。
本文を書く
さて、ここは、子供任せにしていたら訳が分からなものが出来上がって、原稿用紙2枚を満たすことができない。
そう思った私は、次のようなやり方で進めました。
これだと、ほとんど私が書いてるようなもんだけど。許される範囲なのかよくわからないけど。
ミッションを無事に果たすには仕方がない。
構成は考えてあげた
どんなことを、どんな構成で書くかは私が勝手に頭の中で決めました。
1段落目
自転車に乗れるようになった時の事(車の来ないところで自由に練習した)
2段落目
新しい自転車を買ってもらい、家の周りで乗るようになった事(危ないことを発見する。新しい自転車は慣れないから危ない、家の周りは車が通るから危ない)
3段落目
危なくないように気を付ける事
4段落目
自転車にのるのは楽しい、安全に気を付けて乗ろう。
さて、これをどう自主的に書かせるか?
短文カードを書いてあげた
「じゃあ、ママがこんな事書くといいよってカードを書いてあげるから、自分で並べ替えて、自分の言葉で書いてみて。」
そういって、写真のようなカードを書いていってあげました。
一気に全部書いてあげるんじゃなくて、起承転結が付く範囲で区切って書いてあげました。
書いているのを見守る
あんまり細かく言うと、自分でやった感がなくなって怒り出すので、ぐっとこらえて見守ります。
すると、このカードはこういう順番にしようとか言いながら、言い回しを変えたりして書いていました。
「あれ?」と思うことがあっても、まあ、子供が書くもんだからってことでアリにして、ぐっと口を出すのをこらえました。
最後に読んでチェック
作文が出来たら、「できた?やったね!読ませて~!」
と読んでみて、どうしてもおかしいところ。を少しだけ直させて、
出来上がり~!です。
作文は1日仕事になった
集中力も切れるので、全部を一気にするのは無理でした。
昼食をはさんだり、息抜きをしたり。
3、4回に分けて1日かけて出来上がりました。
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